こんにちは!司会進行役のmiuです。本日のテーマは…
その1 発達障害と遺伝 〜遺伝的器質特性について〜
その2 HSPとHSS 〜発達障害と過敏な性質〜
7月下旬に行われる大人の発達障害講演会でのテーマを取り上げてお送りします。
詳しくは『キーワードで読み解く発達障害』精神看護2008年3月号
テーマその1の「遺伝的器質特性」 これは発達障害が遺伝する場合、
ADHDやASといった特性そのものが遺伝するのではなく、
脳の機能の不安定さ、アンバランスさといった器質特性が遺伝するというもの。
遺伝する器質特性の強さや偏りの出方はさまざまで、
ADHD的な親からアスペの子。アスペな父にADHDな母、子はLDなどなど…。
普段のミーティングでも時々話題になるのですが、今回も参加した当事者の中で
親や兄弟の中に発達障害の傾向が全くないという人はほぼいませんでした。
さらに親や兄弟などにうつや双極性障害、統合失調症などの精神疾患がある人も多く、
大きく異なる特性をもつ家族だったり、家族の中に特性の強い人がいることで、
家族関係や子供の生育環境に大きな問題が生じる可能性が高いことがわかります。
そしてテーマその2のHSP・HSS(過敏な性質・刺激を求める性質)というのが、
その問題を大きくしていると感じています。周囲の人よりも心や体が過敏にできていると、
言葉やできごとを何倍も大げさに受け取ったり、ストレスを強く感じてしまいます。
また刺激を求める性質がそれに加わることで、さらにトラブルが増える可能性が大きく、
それが認知の歪みや精神疾患などの2次障害につながっているのではと考えられます。
過敏な性質については、発達障害と重複している人としていない人がいるそうですが、
発達障害の人は過敏な性質の人が多い、というのが当事者の実感です。
ちなみに私は「過敏な性質」でしかも「刺激を追い求める性質」です。
刺激に弱いくせに刺激を求めてしまうのです。 …自分に疲れる毎日です。
miu@司会進行役
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posted by ほっとサロン at 22:24|
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